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ミネラルは、鉱物や鉱山を意味する英語の「マイン(mine)」からきた言葉で、無機質のことです。人体には約30種の元素が存在しますが、このうち96%は酸素・炭素・水素・窒素で占められ、ミネラル類(無機質)は4%に過ぎません。
また、人体を構成する物質は、60%が水(細胞内液、細胞間液、血漿)、35から36%が有機化合物(タンパク質・脂質・糖質)で、無機質は4から5%です。しかも、その約半分は骨の主要成分であるカルシウムが占めており、他の生体金属元素ははるかに少ない。にもかかわらず、それらは体液や血液、金属タンパク質などの構成物質として不可欠であり、健康維持の上でも重要な物質であることが、それぞれの欠乏症の研究が進むにつれて解明されてきています。
食品に含まれるミネラルは、精製・加工の段階で失われることが多い。その一方で、加工食品に添加されるリンやナトリウムなどのミネラルは過剰摂取の傾向にあり、現代の食生活ではミネラル類の摂取がアンバランスな状態になりやすいとも指摘されています。
ミネラルは人間対する必須性から、必須ミネラル(毎日の食事から摂らなければならないもの)と非必須ミネラルに分けられ、現在、29種のミネラルが必須であるとされています。このうち、生体内での存在量や必要量、食事からの摂取量が多いものを「主用ミネラル」、それ以外のものを「微量ミネラル」と呼んで区別しています。主用ミネラルは、カルシウム・リン・カリウム・硫黄・塩素・ナトリウム・マグネシウムの7つ、微量ミネラルは、鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・モリブデン・コバルト・クロム・フッ素・ケイ素・ルビジウム・臭素・鉛・アルミニウム・カドミウム・ホウ素・バナジウム・砒素・ニッケル・錫・リチウムです。
人体に必要とされるミネラル類は、各国の食生活の違いによって、摂取すべき栄養素とするミネラルの種類は異なっています。日本では、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、カリウム、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、亜鉛、クロム、モリブデンの12種に所要量と許容上限摂取量が決められています。