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下痢しがちの方に薦める栄養素

下痢のメカニズム

食物は、小腸と大腸で栄養分が吸収される。小腸は長さが5から6mあり、栄養分の大部分と水分の45%がここで吸収されます。大腸は長さ約1.5mで、ミネラルと少量の水分を吸収しながら、消化物のカスを便として整えていく役割をしています。下痢には小腸が原因でおこる場合と大腸が原因でおこる場合とがあります。小腸性の下痢は、暴飲暴食や寝冷え、冷たいものの摂りすぎなどにより、小腸の粘膜の働きが弱まって水分をきちんと吸収することが出来ずに起こるもので、水様の便が大量に出ます。一方大腸性の下痢は、細菌やウィルスによる感染、アレルギー、大腸の炎症や腫瘍などが主な原因です。他に緊張していたり心配事があるときに起こる心因性の下痢もあります。

下痢、こんな症状は要注意

左下腹部の痛みと発熱、嘔吐を伴い、1日に数回から10回以上の下痢がある場合は、急性腸炎の疑いがあります。腹痛と共に数回から10回以上の下痢を起こし、水のような便に血が混じる場合は、潰瘍性大腸炎やO‐157による感染の危険性があります。また激しい腹痛に吐き気が伴う場合は食中毒の恐れがあります。便秘と下痢を繰り返し、便に赤っぽい血液や粘液が混じる場合は、大腸がんの可能性があります。いずれにしても急いで病院に行くことが必要です。

下痢予防、解消の為に

軽い下痢の場合は食事に気をつけながら安静にしていれば通常は数日で収まります。食事はスープや重湯などからとり始めて、おかゆから普通の食事へと徐々に変えいていくことが大切です。ニンジンジャガイモのスープ、果物ではバナナリンゴがおすすめです。また梅肉エキスや梅の実の燻製の烏梅も下痢を治すには効果的です。ひどい下痢のときは絶食が有効的ですが水分の補給は忘れないようにしないといけません。また下痢の予防には腸の健康を保つことが第一なので、ヨーグルト乳酸菌を積極的に摂ることが大切です。但しヨーグルトは体質が合わない人もいるので注意してください。逆に清涼飲料水や砂糖、コーヒーなどカフェインを含むもの、ダイエット甘味料などを摂ると下痢を起こしやすいので、下痢をしがちな人は摂取を避けるようにして下さい。

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