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頭髪は頭皮にある毛母で作られ、その寿命は3〜4年ほどです。毎日成長しつづけて1ヶ月に約1.2cmほど伸び、成長が止まると抜け落ちます。その後3ヶ月ほど休止した後、再び毛母で作られ始めるのが普通です。しかし、何らかの原因でそのまま新しい毛が生えてこない場合があります。それがハゲを引き起こすメカニズムです。ハゲは壮年期脱毛症とも呼ばれます。その原因には諸説ありますが男性ホルモンであるテストステロンの過剰分泌と共に、5α‐リダクターゼという酵素が介在しているという説が有力です。髪の毛が生えている毛包には、皮膚を保護する皮脂を分泌する脂腺があります。5α‐リダクターゼは脂腺に多く存在する酵素で、テストステロンに水素を結合させてデヒドロテストステロンに変えます。このデヒドロテストステロンが毛母細胞を傷つけ、発毛を阻害するのです。また頭皮を綺麗にしておかないと皮脂で毛包がつまり、髪の毛に栄養を送る毛細血管の流れが悪くなって、髪の毛が抜けやすくなってしまいます。
髪の毛が寿命ではなく、毛根部が破壊されることで抜けてしまうのが円形脱毛症です。通常10円ほどの大きさで円形に毛が抜けます。最初は一箇所だった脱毛部分が数箇所に増え、やがて頭全体に広がる全頭型や、頭髪以外の眉毛やまつげ、体毛などに広がる悪性円形脱毛症になることもあります。その原因は不明ですが、ストレスや自律神経失調症、甲状腺などのホルモン異常、自己免疫説などが挙げられています。
抜け毛を防ぐには、まず頭皮を清潔に保つことが第一です。それと同時に、頭髪は皮膚の角質が分化して生まれるものなので、頭皮を健康な状態に保つことが重要です。髪の毛に栄養を送る毛細血管の流れをよくすることが必要で、血管拡張作用のあるビタミンEやイチョウ葉エキスが有効です。発毛を促進するには、髪の毛の原料となるシステインの補給も必要なのでNAC(N‐アセチルシステイン)を摂取するといいと言われています。5α‐リダクターゼの分泌を抑えるものには、ノコギリヤシエキスもあるのでこちらもおすすめです。