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雪割り茸

雪割り茸は原産地の中国では薬用や食用として普及しており、香りがよく、柔らかで栄養価が高いことから、山鮑茸、白霊茹等と呼ばれています。日本では、純白の雪のように白いことから雪割り茸と命名されたがハマグリの形にも似ていることから別名ハマグリ茸ともいわれています。葉るに育ち、傘の直径が5〜15cmの扁半球形で裏側は扇形をしており、表面は光沢があり菌肉は白色。茎の長さは2〜6cm、太さは1から3.5cm。

雪割り茸のルーツは、漢方薬として用いられてきたセリ科の阿魏で、近年、その根茎に新種の菌糸を植え付け、阿魏茸というキノコの栽培に成功したことによって誕生しました。白く肉厚の部分は広く食用に供されており、ステーキやすき焼き西手も美味と人気があります。

しかし、雪割り茸が脚光を浴びているのは形、アジ、香りに特徴があるだけではありません。それは成分の持つ客観的データに起因しています。日本食品分析センターの分析試験成績によると、制ガン作用があるとされるβ-グルカンの含有量が100g当たり23.7mgと多いこと、また、カドミウムの検出がゼロという点は特筆に価します。昨今、食品汚染などの環境問題が大きなテーマとなっており、安全性に対して年々要求が厳しくなってきているが、こうした中で必ず取り沙汰されるのがカドミウムの問題です。カドミウム検出ゼロという雪割り茸は、まさに時代の要求するキノコといっても過言ではないでしょう。

医療の面でも、β-グルカンの多さとカドミウムの心配がないことから、雪割り茸に注目する医師も増えてきています。雪割り茸はデビューして間もないが、キノコの歴史に名を刻む存在になるかもしれません。

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