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ビタミンE（トコフェノール）

ビタミンEはビタミンAの活性を高め、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンCなどと共に、造血ビタミンとしての役割を持っています。造血は同化過程の代謝の一つで、その過程で行われる化学反応では多くの酵素がかかわってきます。ビタミンEは、血液製造過程の中で補酵素として働きます。血液はビタミンEだけで作られるのではなくビタミンB６、ビタミンB１２、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、鉄などのうちどれ一つかけても貧血などを起こす原因となります。ビタミンEはその他に不飽和脂肪酸の過酸化を防止する作用があり、血液をサラサラ状態に保つ働きがあります。ビタミンEの所要量は成人男性で1日10mg、女性は8mgとされています。

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