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ヨーグルト

ブルガリアのスモリアン地方は、100歳以上の長寿者が人口100万人当たり300人以上もいて、これらの人々は毎食後にヨーグルトをたっぷり食べていることが報じられたのを契機にヨーグルトは長寿食品として一躍有名になりました。こうした効果は、ヨーグルトに含まれている乳酸菌の働きが大きいと考えられています。

しかし、それはヨーグルトの乳酸菌が腸内で増殖して悪玉菌を抑えるからだけではなく、本来乳酸菌の持っていた有効物質に効果があると考えられています。

ヨーグルトの成分と効用には、次のような特徴が見られます。
(1)主成分である乳酸は胃酸の分泌をコントロールし、胃の機能を正常に保つ。また、腐敗の防止作用もあり、体内の栄養がそのまま腸で吸収されるように作用する
(2)少量だが、炭酸とアルコールが含まれており、どちらも腸管の神経に作用して、腸の蠕動を促す。
(3)ヨーグルト中の乳酸の作用によって本来牛乳に含まれていたカルシウムが吸収されやすい乳酸カルシウムに変化しており、特にカルシウムを必要とする妊婦や子供などには好適である。また、乳酸菌の作用でビタミンB類も増えている。
(4)牛乳タンパクを乳酸菌が分解して作り出すペプトンペプチドは、肝臓や腸の機能を高める働きを持っている。
(5)乳酸菌はある種の抗生物質を作ると考えられ、これが悪玉菌を抑え、さらにガンに対する抑制作用にも関連していると見られている。

ガン抑制効果については、アメリカ・ネブラスカ大学のレディの実験(腹水ガンを移植したねずみにヨーグルトを与えると、28%もガンの発育が抑制された)が良く知られています。また同じアメリカのセネカは、ヨーグルト中の抗生物質について研究し、病原菌に対する強い殺菌力を持つ物質を発見、日本の研究では、動物の平均寿命が延びるというデータも出ている。

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