大豆タンパク質|健康食品・サプリメント成分ナビ

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大豆タンパク質

大豆にはタンパク質が35%含まれており、その大部分はグロブリン(単純タンパク質)です。大豆タンパク質の健康機能性では、血清コレステロールの低下作用が知られています。脱脂大豆から得られた分離大豆タンパク(タンパク質の含量が90%以上)を使った動物実験やヒト試験では、

@コレステロール値の高い人に対しては総コレステロール値を下げる。
A正常なコレステロール値の人に対してはコレステロール値を下げない。
B悪玉コレステロールであるLDLやVLDLだけを選択的に下げ、善玉コレステロールのHDLは下げない。

などの結果が得られています。

分離大豆タンパク質を利用した食品は、「コレステロールが高めの人の食品」として特定保健用食品になっています。なお、アメリカでは1999年11月、FDA(食品医薬品局)が大豆タンパク質を含む食品に対して「飽和脂肪酸とコレステロールを低減させることで心臓疾患のリスクを減らす」といった効能をラベルに明記してよいことを許可しています。規定によれば、1食相当6.25gの大豆タンパク質を含み、余分な油脂を含まないことが最低の条件になっています。

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