乳タンパク質、健康食品・サプリメント成分ナビ

健康食品・サプリメント成分ナビ

健康食品・サプリメント成分ナビHOMEに戻る

乳タンパク質

乳タンパク質とは動物などの乳に含まれるタンパク質の総称で、カゼイン、免疫グロブリン、血清アルブミンなどがあります。牛乳には約3.3%、人乳には約2.3%のタンパク質が含まれています。動物の子はある時期まで母乳だけで成長しますがその意味は母乳は子供にとって単なるカロリー源ではなく、あらゆる栄養素と必要な生理活性物質を含んだ完全食品だからです。こうした認識は早くからありましたが、生活習慣病や疫病が増大する中で根源的な栄養の問題にまで掘り下げて研究する必要性が叫ばれ健全な成長と健康の維持に欠かせない食品としテ母乳が見直されるようになりました。その結果これまでに多くの生理活性物質が発見されています。直接生理作用を持つ物質としては副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、ガングリオシド、ラクトフェリン、オリゴ糖、免疫グロブリン、酵素類などがあります。またカゼインが分解して出来た二次的物質(潜在因子)としては、カルシウムの吸収に深く関与しているカゼインホスホペプチドや繊維芽細胞成長因子などがあります。

健康食品・サプリメント成分ナビのトップに戻る

健康食品・サプリメント成分ナビリンク集はこちら

(C)copyright 2006.健康食品・サプリメント成分ナビ.all rights reserved